平成21年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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地域連携部会 活動報告連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告13地域連携部会 活動報告連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告13 交換授業とは、東京市大学および室蘭工業大学において優れた特徴を有する大学院および学部の講義を抽出して、その講師が他方の大学に訪問して講義を行うことである。教員が入れ替って講義を行うことで、学生は類似科目であっても、異なる観点で知識の習得が可能となる。平成21年度は、16件の交換授業が実施され、約670名の学部学生および大学院学生がその講義に参加した。 表1および2は、実施された交換授業科目、担当者、専攻、参加人数を示す。表1は、室蘭工業大学の教員が東京都市大学において行なった交換授業であり、表2は、東京都市大学の教員が室蘭工業大学において行なった交換授業である。今年度の交換授業は、大学院科目の宇宙システム工学特論Ⅰから開始され、前学期には、宇宙機力学特論Bおよび技術者倫理の計3科目の交換授業が実施された。 宇宙システム工学特論Ⅰでは、ロケット推進の基礎理論が解説された上で、将来のロケット推進システムとして期待されている原子力ロケットエンジンについて概説された。原子力ロケットについては1960年ごろから開発されてきたが、実用的な大型原子力ロケットエンジンについては、まだ開発されていないこと、その性能は現存の液体燃焼ロケットを大きく凌駕するもので、惑星間飛行や恒星間飛行も夢ではないことが示された。 技術者倫理では、スライドとDVDを用いた講義を2コマにわたって展開し、実際の事故事例やケーススタディーなどを巧みに利用しながら、授業内レポートに解答を記入させるなど、学生の興味を引く工夫が数多く見られた。図1は利術者倫理の講義の様子である。学生のアンケートやレポ■教育研究部会 活動報告 プログラム・カリキュラム小委員会連携講義(交換授業)の実施室蘭工業大学大学院 准教授 佐藤 孝紀No.開講期実施日交換講義担当教員授業科目(東京都市大学受入担当)専攻等時間・教室人数1前期 7月 2日棚次 亘弘宇宙システム工学特論Ⅰ(目黒 在)大学院博士前期機械システム工学・1年1時限132前期 7月 9日藤木 裕行技術者倫理(田中康寛)学部機械システム工学科・3年4,5時限714教室753後期11月10日佐藤 孝紀電力社会システム工学特論(岩尾 徹、江原由泰)大学院博士前期電気電子工学専攻・1年2時限2号館22B教室204後期12月 4日小幡 英二化学反応論(黒岩 崇)学部エネルギー化学科・2年1時限1275後期12月 7日長谷川 靖生物化学(黒岩 崇)学部エネルギー化学科・2年1,2時限956後期12月17日佐藤 孝紀エネルギー政策論(村上憲治)大学院博士前期エネルギー量子専攻・1年3-5時限1号館143教室37後期12月25日木村 克俊環境水理学特論(村上和男)大学院博士前期都市基盤工学専攻・1年3時限12表1 東京都市大学において実施された交換授業
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