平成22年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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実施内容については、様々な母体からテーマが出ているようで、バラエティに富んだ構成となっていた。教室と名がつくものの、現場の雰囲気は真面目な大学祭といった趣で、ブースごとにアルバイト学生を中心に積極的な勧誘と説明がなされていた。「科学体験」とあるように、実際に小中学生に何らかの作業をしてもらうことから、各ブースともに十分な人員配置がなされていた(図3~図5)。研究室が主体となって提案したテーマもあるようであったが、本学とは異なる特徴的なテーマ選出母体として以下の2種類があった。・ 全学共通科目として「科学体験教材開発」(2単位)という科目を設定しており、例年4~5テーマこの科目から提案されている(なお、今年度この科目から提案されたテーマは1テーマとのこと)。このような科目は、実社会との接点を増やし、一般市民への説明能力を高めるという点で有意義な取り組みであると考えられる。・ 東京都市大学には、「学科研究連合会」という通常は見学会やイベントを企画するクラブ活動に準じた同窓会組織が学科ごとにあり、この学科研究連合会が主体となって実施しているテーマもかなりあるとのことだった。学科同窓会組織はOB会につながるうえ、縦の人脈作りといった効果も期待でき、このようなイベントによる組織の活性化も期待できると思った。参加者の募集については、電車広告に記載するほか、小中学校へも案内を配布しているとのことだった。事前登録などは行っておらず当日参加者が集まり、最初に受付で参加登録をしていた。参加者の事前登録をしないことにより参加しやすくなっている半面、人気テーマでは待ち時間が長くなったり、整理券が早々に無くなったりという課題もあるように見受けられた。なお、トートバック入りのガイドブックを、受付を済ませた人に配布していることから、ほぼすべての参加者が受付をしているようで、参加人数の把握などは確実に行えているようであった。予算措置については、年度予算が決まっておりその枠内で実施するのが基本で、前年の実績に応じて調整するとのことであった(例えば、昨年は材料などが足りなくなったとのことで、今年度は増額されたとのこと)。アルバイト学生への日当は一日5,000円を当日のみ支給(準備などには手当てしない)とのことであったが、参加していた学生諸君は極めて積極的かつホスピタリティある対応をしていたのが印象的であった。図3 レゴマインドトームを使ったテーマの様子(各テーブルに指導員を配置)連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告地域連携部会 活動報告評価委員会218
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