平成22年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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研 修 日 程:平成22年9月16日(木)~11月12日(金)研修先部署:室蘭工業大学 施設グループ 企画ユニット 現在、室蘭工業大学(以下、室蘭工大とする。)と東京都市大学(以下、本学とする。)では戦略的大学連携事業の一環として、事務職員の相互派遣による研修が実施されているが、今年度は本学事務職員の代表の1人として、私が室蘭工大にて研修をさせて頂くこととなった。 本研修に臨むにあたり、以下の要点を研修の目的とした。1点目に、現時点で担当業務であった本学の施設設備維持管理及び資産管理を中心に、室蘭工大と本学との業務運営を比較検討し、新たに本学でも取り入れるべきものを模索すること。2点目として、室蘭工大に導入されている設備、建物の運用状況などから、本学でも採用し得るものがあるか調査すること。3点目に今後とも室蘭工大と本学の良い関係が続けられるよう、親交と信頼を得られる人間関係の構築を目的とすることとした。 本研修では、施設グループの日常業務を中心とした業務に従事した。また今年度は機会にも恵まれ、室蘭工大が当番校であった研修会・協議会の運営、研修会への参加等、幅広い業務を体験させていただくこともできた。さらに施設グループのみならず、他部署で統括している業務についても聞き取り調査をし、施設グループだけでは研修が不可能な内容も伺い知ることができた。 主に施設グループ内での従事した業務については、以下の通りである。 1.工事依頼の受付、契約、支払依頼業務 2.職員会館利用申込受付業務 3.�北海道地区国立大学法人等施設担当職員研修会の運営業務 4.北海道地区国立学校等安全管理協議会の運営業務 5.廃液・廃試薬・廃蛍光管処理業務 6.防災管理・防火訓練業務 7.宿舎管理・入退去事務業務 8.電気設備保守点検業務立会 9.大気・水質調査業務 10.学内施設設備簡易修理業務 11.主要施設設備の視察 ここでは、前述した施設グループの業務中で、主立った業務であった、(1)工事修繕の取扱、(2)各研修会・協議会の運営・参加、(3)主要施設設備の視察の3点について説明いたしたい。(1)工事修繕の取扱 室蘭工大では、建物等の工事・修繕の要がある場合には、全ての工事・修繕に対して工事依頼書が作成され、管理されることとなる。その1件の工事依頼書を元に企画ユニットが受付処理をし、建物を統括する公営ユニット・電気設備を統括する電気ユニット・付属設備を統括する機械ユニットに回覧され、その工事にユニットとして必要な工程があれば各ユニットにて発注を進めることになる。これにより各ユニットの特性を生かした分業化がなされている。専門分野毎に発注処理がなされることは、細部にまで目が行き届くことにより要望や今後の展望も兼ねた合理的な業務を可能とするだろうが、図1のようなフローチャートのように、1件の工事依頼書が3ユニットに跨る工事となるケースが多々あることにより業務の煩雑さにも繋がってしまっている。 本学では工事の発注の際、少額の修理については、学内に常駐する業者に依頼することがままある、このことについては即時性や利便性があるのだが、学内施設設備の管理担当者として、知識・理解が乏しくなってしまい。改修や修繕の必要性に際し、業者の言われるままになりかねない危険性を孕んでいる。職員の相互派遣(中期研修を終えて)■ 大学運営部会 活動報告 職員交流委員会東京都市大学 管理課 施設管理・調達担当 竹内 良平はじめに1研修概要2就業内容の報告3連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告地域連携部会 活動報告評価委員会227

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