• 実施体制等

  • 連携支援事業について

連携取組の実現に向けた実施体制

(1)実施体制の概要

本連携取組は、教育研究連携、大学運営連携、地域振興連携の3つである。水素利用技術を中核に、両大学間の共同研究と連携した大学院教育によって、地域振興の要となる技術の開発と指導及び人材育成に取り組む。さらに、その基礎となる両大学事務局間交流によって大学運営マネジメント技術の向上と両大学のレベル向上も図る。

(2)実施体制の運営組織
教育研究、大学運営、地域振興の3つの連携事業を実施するため、次の委員会を置く。また、各委員会は、テレビ会議システムを利用し効率的に行う。
  • 連携推進委員会
  • 教育研究部会
  • 大学運営部会
  • 地域連携部会
  • 推進事務局

【図−3】実施体制

連携取組により得られる効果

武蔵工業大学(現:東京都市大学)、室蘭工業大学、室蘭市の水素エネルギー開発を軸とした連携は各機関の有する知見や人材、設備を相互補完的に共有することを可能にする。これにより研究開発が促進されるとともに情報データが共有され、研究業績の発信拠点が形成できることになる。
教育面においても学生の受ける教育内容はより豊富にかつ質の高いものとなり、また東京と北海道という異なった地域環境と指導者のもとでの教育がなされることで、在学生・受験生にとって魅力ある教育プログラムが組まれることになる。
地域にとっては室蘭市が熱心に進める水素利用タウンの実現への力強い技術的基礎がつくられ、その正しい進展を早めることになる。このような成果は地域にとどまらず国内外での貢献ももたらすと期待できる。

年次計画の着実な実施に向けた運営体制及び評価体制

両大学及び関係自治体機関等のメンバーからなる「事業推進評価委員会」を設置する。

【図-4】評価サイクル/継続的改善の循環