ニュースリリース

  • 委員会報告 

  • DATE
  • 2009年8月29日

連携講義「技術者倫理」を実施しました。

平成21年7月9日(木)4限、5限(15:00~16:30, 16:45~18:15)に東京都市大学、世田谷キャンパス714教室において、機械システム工学科3年生(80名)を対象に、連携講義の一環として室蘭工業大学より藤木裕行准教授をお招きして、「技術者倫理」の講義が行われました。室蘭工業大学では、平成16年度(2004年度)に「技術者倫理」の講義を新たに開講し、その優れた取り組みは、平成18年度(2006年度)の文部科学省、特色GP(特色ある大学教育支援プログラム)に採択され、4年間にわたる豊富な実施経験があります。一方、東京都市大学工学部機械システム工学科では、平成19年度のカリキュラム改訂においてこの科目を新たに開講することになり、今年度が開講の初年度に当たるため、室蘭工業大学の優れた実績を参考にするためにも、室蘭工業大学より講師を迎えることを企画して、今回の連携講義実施に至りました。今回講義してくださった藤木准教授は、この講義を室蘭工業大学で開講するに当たって中心的に参画された先生です.当日の講義においても、スライドとDVDを用いた講義を2コマにわたって展開し、実際の事故事例やケーススタディーなどを巧みに利用しながら、授業内レポートに解答を記入させるなど、学生の興味を引く工夫が数多く見られました。学生のアンケートやレポートの感想を見ても、多くの学生が藤木准教授の講義は興味深かったと答え、室蘭工業大学が作成したビデオについても印象深かったと答えていました。
今回の「技術者倫理」の連携講義は、学部生を対象とした講義としては初めての開催でありましたが,室蘭工業大学で豊富な実績がある「技術者倫理」について学ぶ機会を得ることができたという点で,大変有意義であったと思います.何より聴講した学生にとって、大変有益であったと思われます。今後も、このような連携講義の実施により、お互いの優れた特徴について相互に情報交換することで、連携事業の実効性を高める努力を続けるつもりです。

P1130184.JPGのサムネール画像P1130195.JPGのサムネール画像

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