ニュースリリース

  • 室蘭工業大学, 東京都市大学 

  • DATE
  • 2009年2月10日

水素バス実証走行に向け室蘭地域の方々と交流を図りました

DSCN0394.JPG 平成21年2月9日、武蔵工業大学が開発した水素バスの実証走行に向け、本戦略的大学連携支援事業の地域連携部会の取り組みとして、走行コースの状況や保管庫等の確認作業を行うとともに、室蘭工業大学の学生寮に設置されている燃料電池システムの見学を行いました。また、室蘭市役所会議室にて室蘭市経済部からの地域の概要説明の後、13:30から開催された「室蘭地域水素利用タウン研究会」に出席し、地域連携部会と研究会との交流を図りました。

 研究会の中では室蘭市の佐藤経済部長から水素エネルギー研究協力を契機とした両大学の連携事業に対し、地域として歓迎すると共に、会としても協力していきたい旨の挨拶あり、室蘭工業大学関川特認准教授により文部科学省により支援を受けている戦略的大学連携支援事業の取り組み概要の説明に続き、武蔵工業大学内燃機関工学研究室の岩崎氏から水素バスの研究開発についてプレゼンテーションを行いました。
 会員の方々からは、たくさんの質疑応答がありました。

 北海道開発局からは水素エネルギー利用社会の実現に向けては、水素関連の取り組みや実用例を常に情報発信する必要がある。その意味では武蔵工業大学、室蘭工業大学による戦略的大学連携支援事業によるプロジェクトは大変意義ある取り組みであるとの意見が出されました。
 このたびの地域連携部会による室蘭市への訪問により、地域の期待の高さを実感するとともに、今後も水素タウン研究会とは連携を密にすることで双方合意しました。

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